勤医協札幌看護専門学校【国語】(2022年)じっくり解説【問題2】(3)問三

勤医協札幌看護専門学校の2022年の国語について解説します。勤医協札幌看護専門学校では、過去問題を公開してくれていますので、以下のリンク先から入手して下さい。

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まめじぃ

問題二。今回は問三。

傍線Bの「武蔵野」は、筆者からみると、どんなところかを本文中から「抜き出す」問題。

ななみ

これは、文字数の指定がありませんね。

まめじぃ

そうなんじゃ。通常は「抜き出す」問題は、文字数指定があってしかるべき。しかし、この問題では、無い。無いが、本文にしっかり書いてあるので、大丈夫。

ななみ

ですね。本文一行目の「片田舎」がそれですね。

まめじぃ

そのとおり。「へんぴな土地」を意味するこの言葉を「三鷹」という場所に当てはめるのは、あくまでも筆者の考えであって、事実とは違う。だから「筆者から見ると」と問題文にあるんだな。

ワシが生まれ育った三重県の片田舎からすれば、東京都三鷹市なんて大都会だぞ。市内のセブンイレブンの初進出が2016年だもの。

ななみ

正解は「片田舎」ということですが、それとは別に「武蔵野」という言葉、文学史の勉強をしていて見た気がしますよ。

まめじぃ

うむ。国木田独歩、だな。明治31(1898)年に『武蔵野』という作品を発表した。国語の文学史問題によく出る。

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ちなみに「武蔵野」とは、どの範囲のことを指すのか、これは正式にきっちり決められているわけではないんだってな。人によって「武蔵野」の範囲がちょっとずつ違うって、面白いな。

つづく。

勤医協札幌看護専門学校【国語】(2022年)じっくり解説【問題2】(4)問四 附・反意語(対義語)練習

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