勤医協札幌看護専門学校【国語】(2022年)じっくり解説【問題2】(1)問1
勤医協札幌看護専門学校の2022年の国語について解説します。勤医協札幌看護専門学校では、過去問題を公開してくれていますので、以下のリンク先から入手して下さい。
入試情報・学費 > 過去の入試問題 | 勤医協札幌看護専門学校 (kinkan.ac.jp)
さて今回から問題二の解説に入る。
出典は、『大サービス』(原田宗典・集英社文庫)に収録されている「さらば食器棚」。
問1はやはり語彙問題だな。漢字の読み書き。
1 しいて
2 充実
3 詰
4 ぼくじゅう
5 かたまり
6 販売
7 しゃく
8 現物
9 粗大
10 むね
どれも基本的な語彙ばかりだな。もし試験本番で、漢字の読みがわからなくても、前後の文脈から、聞いたことのある日本語を連想して、何とか答えは書くようにしような😊
問題文に「正確に」とあって、そこに点までついています。これはどういう意味があるんですか?
例えば、漢字の書き取りの場合、うまい下手は関係ない。
ただ「カタチを崩すな」ということだけ、覚えておけばいい。
9の「粗大」の「粗」を例にすると、こんな感じ。
↑アウト。崩れてしまっておる。
↑ギリギリセーフ。「米」のところでタテの線がハネ上がってしまっているけれど、これは許容範囲内。
無理に「じょうずな字」を書こうとするのではなく、「正しいカタチ」を意識して書きたいですね。
漢字検定のテキスト・問題集は他にも色んな種類がありますが、『漢字学習ステップ』をオススメする理由は何ですか?
もっとも売れていて、これまで多くの人々から支持され、使い込まれてきた。その結果「洗練」されているんだな。他社の類似品も多いけれども、誤植(印刷ミスや解答の間違い)を訂正せず放置してあるテキスト等もある中で、堅実な内容とつくりは、やはり「公式」の安心感がある。「殿様商売」と揶揄する人もいるが、やはり「公式のチカラ」は伊達じゃない。
ただし、大事なことは「やり込む」ことだな。買って満足してしまうワシのようになってはいかんぞ。
わかりました。どんなに忙しくても、毎日10分練習するだけでも、語彙力に差はつきますよね。
次回は問2です。つづく。
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