勤医協札幌看護専門学校【数学】(2022年)じっくり解説【問4】(2)
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勤医協札幌看護専門学校2022年数学【問4】(2)の解説を行う。ついに最後の問題じゃな。
クイズに答えるんですね。全部で10題あって、それを6人が答えることになりました。
6人の正解数は、それぞれ、
5題
1題
8題
10題
5題
7題
だったんですね。
このときの、正解数の「分散」と「標準偏差」を求めるんじゃな。ただし条件があって「標準偏差」は少数第1位まで求めよ、とある。
ちょっとカンタンな表にしてみたぞ。
簡単ではない気がしますが・・・ABCDEFの記号は?
6人の名前がわからんから、アルファベットにしてみた。この表を作っておくことで問題がとても解きやすくなるから、オススメなんじゃ。
ふむふむ。よくよく見てみると、確かに・・・「備考」欄の記述が無ければ、何のことかさっぱりでしたが、なるほど。3行目の「偏差」は、[正解数]ー[平均]で求められた値のことで、いちばん下の行は、それを2乗した値を記入したのですね。「分散」
を求めるために。
その通り。この表さえ作ることができれば、解けたも同然。まずは分散。
はい!ラク!答えでちゃった!
次は標準偏差。
またカンタンに答えでちゃった!表のおかげなんですね!
まだ答えじゃないぞ。問題では「小数第1位まで求めよ」とあるから、少数になおして答える。
こたえは2.8!
うむ。ところで「分散」の求め方について、もうひとつ「別解」を示しておく。
うーん!表を描くのもめんどうだけれど、こっちはたし算が面倒ですねぇ・・・どちらがよいのでしょう・・・
それは「どちらも」が正しい。どちらか一方ではなく、両方の解き方を身につけておくこと。「別解」のメリットは、データの個数が少なくて、2乗した数がたし算をしやすい数ばかりだったとき、はやく解けるよな。逆にデータの個数が多いときは、表にしてしまった方がラクだな。ケースバイケースなのだ。
両方かぁ・・・
どうか「いろいろな解き方がある」という事を、楽しんで欲しい。問題を解決するのに、方法は決してひとつとは限らない、という事を、面白がって欲しい。数学がもっと楽しくなるぞ。人生もな。
絶対「ワシ今かっこいいこと言ったぜ!」って思ってそう・・・
七海さんは、心の声がダダ洩れるタイプなんじゃな。
さて今回で、勤医協札幌看護専門学校2022年数学の問題解説を終わる。
解説を読んでも「さっぱり理解ができない」という方は、いつでもご相談下さい。
ブログDE受験対策講座 数学 - 看護専門学校・准看護専門学校 受験対策専門塾 なすらぼonline (nurse-lab.online)
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LINE ID : eagersouls
もう大丈夫。ワシもついとる。
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