看護学校受験：あなたの英語力をチェック！（レベル１）第２回～不定詞の使い分け〜

こんにちは。看護専門学校・准看護学校受験対策専門塾「なすらぼonline」を運営しています。まめじぃと申します。

今回は第２回。

第１回（看護学校受験：あなたの英語力をチェック！（レベル１）第１回 - 看護専門学校・准看護専門学校 受験対策専門塾 なすらぼonline (nurse-lab.online)）の続きです。

以下の本文の赤文字部分について学びます。

長い文だな。こんなときは、分解してみるとわかりやすい。

She was the first woman / to study / to become a doctor / at an American university, / and she did indeed become / a real doctor.

そうだな。

そうなんだ。

to study to become a doctor

のところ、toが２回続くが、どちらも不定詞。

to ＋動詞の原形のカタチを「to不定詞」と呼ぶけれども、「to不定詞」には大きくわけて３つの使い方がある。

１，名詞的用法：～すること

２，形容詞的用法：～するための

３，副詞的用法：～するために

これが基本原則。そもそも、toには方向を表す意味があるため、toを矢印（→）に置き換えても文の意味は何となくわかる。

She was the first woman （彼女は最初の女性です）/ → study / →become a doctor

どんな「最初の女性」だったかというと、

→ study ：勉強する女性なんだな。

で、その勉強は

→become a doctor ：医者になるため

なんだな。

こうやってto不定詞の用法に迷ったら、toを→に変えてみて、この→をどんな意味にすれば、意味が通るか、考えてみることをオススメする。

全部のto不定詞がこれで理解できるわけではないのだけれど、ひとつの方法としておぼえておいて損は無い。

矢印で考えてみれば、

「医者になるために勉強すること」

だと意味はつながるだろう。

そしてそれはwasによって過去形だとわかるから、全体では以下のような訳になる。

彼女はアメリカの大学で医者になるために勉強した最初の女性であり、実際に本当の医者になりました。

She was the first woman to study to become a doctor at an American university, and she did indeed become a real doctor.

そうだな。「実に」・「全く」・「本当に」という意味で多く用いられるが、「実際に」という訳がここでは適切だな。辞書に書いてある日本語の意味は「一例」であって、すべてではないという事は知っておいて欲しい。辞書によって若干違いがあるのもそういうこと。

その通り。では今回はここまで。つづく。