濃度の計算問題を解くための「Tの型」(5)
さて次の問題。
(5)600mlの水に8%食塩水を何ml加えると2%食塩水になりますか。
(木更津看護学院)
「木更津看護学院」は、濃度の計算問題、ほんとうに大好きですねぇ。今回も図式化してみますね。
これをTの型にあてはめると、
そして数式になおします。
この「3つのステップ」を経ることで、式の立てかたがよくわかりますね。分数に0がある→食塩は入っていない→ただの水→0に置き換えてもいい、ということですね。
そう。もう5回目ともなると、お気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、これ「食塩の量を示す式」なんですな。
ということは、水を加えるということは、食塩の量が0ですから、式としては別に省略してもいい。
しかし、あくまでも「しくみの理解」を重視しているので、説明のために、あえて式として残しているわけです。
説明長いから。
ともかく、x=200ですね。
ぐぬ。そのとおり。200mlが正解。
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