濃度の計算問題を解くための「Tの型」(16)
次はこの問題。
(16)10%の食塩水xgに5%の食塩水を混ぜて7%の食塩水600gを作りたい。
①混ぜる5%の食塩水の中の食塩の量をxを用いて表せ。
②10%と5%の食塩水をそれぞれ何g混ぜたらよいか。
(石川県立総合看護専門学校)
石川県立総合看護専門学校は、だいたい同じような出題パターンですね。受験生は勉強しやすいと思います。
ここはあえて、Tの型を示します。その方が①②両方を解説しやすいですからね。5%の食塩水の量はここではyとしておきます。
①を解くには「xを用いて表せ」の意味を理解しておかないとダメですね。図から、次の式を導き出すことができます。
この式を変形して、
これが、5%の食塩水の食塩の量を示す式ですね。xを用いて表すことができています。
だから正解は、
ですね。
そうだな。このパターンは初めてだったけれど、それでも「Tの型」があれば、迷わず解けるな。次いこう。
②はもう、この図をもとに連立方程式を作って解くだけですね。
次の式はもう作ってありました。
あとはこれですね。
ですね。
これを解いて、
x=240
y=360
よって答えは、
10%の食塩水 240(g)
5%の食塩水 360(g)
よしよし。ついに残るところ1問だけになったぞ。最後もしっかり解いて、自信を付けよう。
アイアイサー!
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