勤医協札幌看護専門学校【数学】(2022年)じっくり解説【問4】
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勤医協札幌看護専門学校2022年数学【問4】(1)の解説を行う。
あるクラス20人の数学テストの得点を、度数分布表にしたんですね。
40点以上~49点以下の度数:2
50点以上~59点以下の度数:5
60点以上~69点以下の度数:8
70点以上~79点以下の度数:5
度数の合計は20。20人のクラスですからね。
そのクラスの平均点は、どのような値の範囲になるか、っていう問題だな。
まず「度数」って何でしたっけ。
今回の問題でいえば、度数とはその「階級(ここでは点数の範囲)」に何人いるか、という「人数」を指す。各階級のデータの個数を「度数」という。
それで、クラスの平均点が「どのような値の範囲になるか」を求めるんですね?
そう。ただ1つの「平均点」を求めることは「度数分布表」からはできない。なぜなら、あくまでも「階級」とは「範囲」だからだ。
たとえば表のいちばん上、40点以上~49点以下の生徒が、2名いたわけだ。しかし、その2名が、それぞれ何点だったかは、この度数分布表からは、わからない。
だから「範囲」を求めるんですね?
うむ。まずは度数分布表の「各階級の最小値」で平均を出してみる。便宜上「MIN」と記しておく。
なるほど!「もし全員が各階級の最小の点数だったら」と仮定して、算出してみるわけですね!合計点が1160点で、人数が20名だから・・・平均点は58点です!
うむ。次は度数分布表の「各階級の最大値」で平均を出してみる。便宜上「MAX」と記しておく。
はい!「もし全員が各階級の最大の点数だったら」と仮定して、算出してみるわけですね!
そうだな。これで「範囲」がわかったな。
以上じゃ。
解説を読んでもわけがわからない、という方は、まずはこちらの記事をご一読下さい。
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つづく。
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