看護学校の入試で「理科」というと、主に中学卒業程度の範囲から出題される傾向にあります。
高校の範囲であれば「理科」ではなく「化学」・「生物」といった科目表記をするのが一般的です。
准看護学校においては、いうまでもなく高校入試レベル以上の問題はほぼ出ないと考えてよいでしょう。
注意すべき点は「一般教養」の中に、中学理科の範囲を含む問題が出題されるケースが多いです。
そのあたり、志望校の過去問題を確認して、やるべきことを絞り込んで取り組みましょう。
一般に手に入るテキストで有用なものを、いくつか紹介させて頂きます。
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『中学3年間の理科が1冊でしっかりわかる本』森 圭示 かんき出版
累計100万部を超える、かんき出版のキラーコンテンツともいえる「1冊でしっかりわかる本」。類似本はいくつも出ていますが、やはりオリジナルは質の高い学習ができます。
注意点としては、あくまでも「必要な項目を理解」するためのテキストであって、「練習問題の量」が少ない、という点が挙げられます。
そのためにもプラス問題集はあった方がよいです。
本ブログ講座でも、練習問題プリントや解説を展開していきますが、それとは別に書店でも手に入る書籍をご紹介させて頂きます。
比較的入手しやすい(価格も安価で、どこの書店にも置いていそうな)本の中で、オススメは旺文社の次の問題集です。
あと、ユニークな問題集として、看護専門学校・准看護学校入試の一般教養試験対策にうってつけの「計算問題だけを集めた」問題集があります。
『近道問題 理科15 理科計算 (近道問題シリーズ)』英俊社編集部
これらを全ページ丸暗記するような勉強法はオススメしません。
志望校の過去問題から、だいたいの出題傾向は見えるはずですから、そこから取り組むページ、捨てるページをまず決めておいて、繰り返し何度も反復練習するのが正しい勉強法です。
何を、どのように勉強を進めていけばよいか迷ったら、どうかお気軽に、まめじぃまでご連絡下さい。相談だけなら無料ですからね。
今後、不定期連載にはなりますが、理科の受験対策講座をブログにて連載していきます。以下に一覧でリストアップして参りますので、ご参考になれば幸いです<(_ _)>
(予定)
・濃度計算問題の必殺技「T字作戦」
・これだけは覚えておきたい用語集
・その他