1,はじめに
「数学の勉強」とひとくちに言っても、学校によって難易度の幅は広いので、まずは志望校の過去問題を取り寄せて、解いてみるところから始めましょう。これは数学に限らずいえることです。もしも全然解けなかったとしても、とりあえず挑んでみる。
もしあなたが、中学校レベルの数学に不安を感じているなら、まずは中学3年間の学習範囲の振り返りから入りましょう。私がオススメしているテキストは「かんき出版」のシリーズです。類似本はいくつもありますが、「元祖」で「正統派」のこちらのシリーズを推奨しています。
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更に問題演習を積みたい場合、同じシリーズの問題集を購入することをオススメしますが、無料で基本事項の確認ができる、すてきなサイトもあります。
こちらのサイト、スタートされたばかりの頃から応援していますが、立派なサイトに成長し、利便性は益々高まっています。いつか私も、こんなサイトを作ってみたい、と思い続けています。ただ、あくまでも「教科書の例題レベル」がメインですから、物足りないという方は、問題演習をガッツリできるテキストを購入すべきですね。
あなたにピッタリの問題集を一緒に探すこと、私に任せてもらえませんか?詳しくは後述。
准看護学校では、中学3年間の数学で対応できる学校がほとんどです。3年課程の看護専門学校や短期大学では、学校によって難易度の幅は広いですが、数Ⅰ(・A)が試験科目として採用されています。
これについては「白チャート」をまずは取り組んで頂きたいです。定評ある「チャート式」の中でも、最も難易度の低いバージョンです。ひとつめが旧課程、ふたつめが新課程のものです。
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実は、一部の学校では「白チャート」だけでは厳しいところもあります。「看護学校の数学はカンタン」といわれますが、教科書レベルを超えた難問を、さりげなく出題してくる学校も、あるのです。しかしそれでも「基本のキ」をもれなくマスターするために、この「白チャート」は欠かせないのです。
辞書のように分厚い本ですが、だからこそ、もれなく幅広く「数学の基礎」が学べます。決して暗記に頼らない「なぜそうなるか」を学びつつ、じっくりと取り組んで頂きたいです。
他にも、多くの方々に支持されている「名著」はあります。
この「問題精講」シリーズも伝統的に定評のあるものです。ただ「網羅性」という点で、やはり「白チャート」を最初の一冊として、オススメします。
「白チャート」で行き詰ったら、「次」の候補として「入門問題精講」も候補に入れておいて下さい。解説が詳しすぎるところが「入門問題精講」の特徴です。その後再び「白チャート」に戻って、問題に取り組むのもよいでしょう。どちらもなかなかのページ数で、「分厚い」ことがどうしてもネガティブに捉えられがちですが、問題を解くことの楽しさ、わかることの面白さを実感できれば、サクサク進めていけるようになります。
どうしても自分ひとりで進めていくときが辛いときは、もちろん、私もついていますから。いつでも声を掛けて下さいね(LINE ID : eagersouls)。
どんな問題集が自分に合っているのか、どんな勉強法が自分に向いているのか、なかなか自分ひとりでは判断が難しい事もあります。
モチベーションが高まる日もあれば、そうでない日もあります。
受験勉強は、ひとりじゃ辛い。
でも、もう大丈夫。ワシもついとる。
2,全国看護学校過去問題「じっくり」解説
リクエストに応じて、全国の看護学校の過去問題を解説しています(すべてのリクエストにお応えできるわけではありませんことを、ご了承下さい)。もしあなたの志望校でなかったとしても、ぜひ一度、解いてみて下さい。必ずあなたの「数学力向上」に役立ちます。
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【第4弾】腕試し・因数分解プリント【准看護学校受験】(解説記事)
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