1,はじめに
国語の受験対策として「はじめの一冊」に次の書籍をオススメします。
着眼と考え方 現代文解釈の基礎〔新訂版〕 (ちくま学芸文庫)
これは、かつて大学受験を控えた高校生に向けたテキストとして発売されていた書籍の「復刻版」文庫本です。
『独学大全』(ダイヤモンド社)著者である、読書猿氏が、著作の中で本書を紹介されたことからブームに火が付き、復刻。ベストセラーとなりました。
ページをめくると、看護学校の受験対策としては相当「ハードルの高い」難しい書籍、という印象を持たれるかも知れません。特に准看護学校の場合、ここまで難しい問題が出るわけではありません。ところが、私が見据えているのは「合格のその先」にあります。
学校に合格したらゴールではなく、その先こそ、本当の意味で、国語力の重要性は増していきます。
看護師として業務を全うしていく上で「国語力の差」は大きな差になると私は確信しています。看護師に限ったことではありません。社会人として生きていく中で、益々「国語力格差」の問題は、実感として得られるはずです。
「はじめの一冊」だからこそ『着眼と考え方 現代文解釈の基礎』(ちくま学芸文庫)をオススメします。
もちろん、ただ漠然と読んでいるだけでは、国語力は身につきません。本書の解説通り、自力で問題を解く、という訓練を続けて下さい。うすっぺらい問題集をたくさんこなすより、本書とじっくり向き合って下さい。
同じ問題を何度も繰り返し「なぜそうなるのか」を考えながら取り組むことで、一生ものの国語力を身につけましょう。
独学で進めていくことが難しいときは、どうか私を頼って下さい。最後まで伴走させて頂きます。本書で語られている「重要ポイント」をまとめたエクセルファイルも配布させて頂いております。配布条件としては、本書の購入者で、最後までやり抜く意思を持つ方のみとさせて頂きます。
受験勉強に関して、お手伝いできることがあれば、どうか連絡を下さい。相談だけなら、無料ですからね。
もう大丈夫。ワシもついとる。
2.過去問解説
3.練習問題プリント
□反意語(対義語)の練習
□「体の一部を用いた慣用句」の練習